年が明けてから今日まで、やっぱり時間は早すぎる。このペースだと今年一年も『あっ』と言う間。
「あっ」‥
…やっぱ駄目や。あっと言う間じゃねーわ。いくらなんでもそれはなぁ。
ボキは昼休みが一時半まであって、いつもすこし昼寝するのだけれども、最近時々昼寝で寝坊します。起きたら二時前とかで焦ります。駄目です。ありえないです。目覚ましはかけていても、無意識に止めているようです。それか「ウルサイアルヨ!(中国)」とか言いながら森の妖精達が止めに来ているのだと思います。
前、キツネがいたそうです。冬の帰り道、遅いときはよくタヌキを見かけます。俺は話飛ぶよ。 ダッシュで山の茂みへと逃げてしまいます。追い掛けてみたい…。追い掛けたらやっぱり見失って、約束どおり遭難。しばらくさまようと、冬山にぽつんと小屋があって、やっぱり誰も居ない。ラッキー!!ストーブ♪灯油切れ‥。ぼろけた毛布にくるまって、圏外の携帯を振り続ける。
「やばいな… やばいよ… やばいってありえないでしょタモさんだめだって やばいよやばいよやばいよやばいよやばぃ…(出川)」
眠るとまずい。朝までがんばろう。小屋の中になにか暖まれるものをさがす事にする。
これはなんだろう…黒いカバンをみつけた。見ちゃまずいか。カバンに積もったほこりを払い、むせた。ぶほーっ!!がははははははははは がはははははは がはーっ!ぶほーっ!ほらほらほらほら俺に小説の才能はなかとですとよー!俺は話飛ぶぜぃぇーい!…戻すよ。
そっとカバンを開けてみる。
「ギィィィ―‐… 」
「ハッ!!」
風でドアが開いた‥。思わずカバンを閉めた手の震えが止まらない。
ドアを閉め、鍵をかけた。
再びカバンを開けてみる。すると中から白いモノが向かってきた!!煙だ!しまった!殺られちまう!竜宮からの贈り物かっ!!向かってくる煙を避けるが駄目だ!相手は自由自在に形を変え、どんな隙間にも入り込める性質、それが煙!(説明いらんて)もう駄目かー!
おじいさんになりましたとさ♪
えー!?
そんな妄想をした。まだつづいてるよ。まだカバン開ける前やでの。
…手をかけ、カバンを開けた。
「ありゃ!大金だ…」
中には見たこともないほどの大金が入っていた。どうする?持ち去るか?駄目だよっ!なにかに巻き込まれるから駄目だよっ!
いわゆる天使とデビル、一人二役だ。最近じゃぁデビルが勝つ事が多いだろぅ?へへへへ、トンズラだ!ずらかるぜ、野郎共!(一人ぼっち)
俺は逃げた。逃げて逃げて、にげーなこのコーヒー。
逃げた。
奇跡か…。女神か…。道路まで出れた。俺の車もそこにある。
逃げた…
あ!昼休み終ってる!!じぁっあね~☆
「札束は落ち葉」狸の復習でした。
アイルランド中田